冥土の旅は49日、死んだらどうなるの?

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皆さんは死んだらどうなるか不安じゃないですか?今日のお話はそんな不安の解消です。

目次

初7日から49日、そして生まれ変わるまで

『輪廻転生』…人は死ぬと新しい生命に生まれ変わると言われており、この事を「輪廻転生」と呼びます。輪廻転生では、現生での行いが来世に何らかの影響を及ぼすと言われています。

『因果応報』…人は良い行いをすると良いことがあり、悪い行いをすると悪い事があると言われています。行いの善悪によってそれぞれ報いが現れる。原因となった「因」によって、結果である「果」が生じる。因果応報は悪い結果と原因を意味することが多い(仏教の教えから)

人は前世の行為に必ず報いが来るという業を持って生まれ、生きていきます。「事業自得」「業果の必然性」が鉄則なのです。自らの行いで果報は、必ず自分に、現れ今世でなかれば来世、あるいはその後の生に現れます。善因善果、悪因悪果の因果応報ということです。そしてその行いで六道のどれかに生まれ変わるのかが決まります。

業には生まれ変わった世界の容姿、家柄、知性などの生まれた時点の状況があります。

この世に生命を受けてから死ぬまでの行いにより死んだ後、6つの世界に十王に姿を変えた十人の仏様による審査が行われます。死後7日から49日まで7回も裁きがあり、閻魔様は死後、人が裁判を受ける最終の審査をします。六道輪廻「天道、人道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道」

六道の中でも最も苦しい「地獄界」…地獄の中でも更に幾つかの地獄に分かれます。

「餓鬼界」は飢えによる苦しみを味わう…閻魔王の支配下にあり、絶えず飢えと渇きに苦しむ

犬や猫などと同じ「畜生界」…人間以外の生物の世界であり、弱肉強食、相互に殺傷し合う

争いだらけの「修羅界」…常に戦い合い傷つけ合いを繰り返し休まる時がない世界

私達が暮らす「人間界」…生老病死などの四苦八苦を繰り返し、思うとおりに行かない無常の世界

「天上界」は極楽浄土

天界に行ったとしてもいつかは生まれ変わる準備をしなければなりません。極楽浄土とは西の方と言われています。あらゆる苦しみから解き放たれ池には蓮の花が咲き乱れ、鳥のさえずりが聞こえ何とも言えない心休まる香りがします。苦しみのない世界、安楽な世界と言えますね

次に生まれ変わる世界が地獄になってしまう行為として地獄には大きく分けて8つあります

等活地獄(とうかつじごく)…生き物を殺す殺生罪

この等活地獄に堕ちた人は、お互いに顔を見合わせると憎しみが沸いてきて、つかみ合いのけんかを始めます。

黒縄地獄(こくじょうじごく)…殺生罪に加えて、他人の物を盗む窃盗罪、偸盗罪

衆合地獄(しゅごじごく)…邪淫の罪

叫喚地獄(きょうかんぎごく)…殺生、偸盗、淫らな事、不倫、裏切り行為、邪淫、飲酒

大叫喚地獄(だいきょうかんじごく)…殺生、偸盗、邪淫、飲酒、噓をつく

灼熱地獄(しゃくねつじごく)…殺生、偸盗、邪淫、飲酒、妄語、邪見の罪

大焦熱地獄(だいしょうねつじごく)…殺生、偸盗、邪淫、飲酒、妄語、邪見、戒律を守っている比丘尼を誘惑する

阿鼻地獄、無間地獄(あびじごく、むけんじごく)…親殺しの五逆罪、謗法罪

8大地獄になります。

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